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5日目お昼・コルマールの市場内でランチタイム 

2017年9月の旅行記録が完了しないまま、年越しとなってしまいました。
何とか次の旅行に行く前には旅行記を完了したいのですが、かなり厳しい状況かも・・・引き続き頑張って更新続けます。

午前中のワインツアーが終了し、コルマールに戻ってきました。出発した映画館前で下車し、一緒にツアーに参加したアメリカ人夫婦とお別れして旧市街の中心部へ。前日に市内を散策した時から気になっていた、コルマールの市場にやってきました。

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旅行中にあちこちのマーケットの中を見て回るのは、ワレワレの楽しみのひとつ。

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やはりフランス、チーズの種類が豊富です。

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肉類も色々、左手後ろには、パテや加工肉も見えます。

市場内にはイートインコーナーがあり、その中のひとつでランチをとることにしました。

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タルトフランベ。何種類かありましたが、アルザス地方のウォッシュチーズ、マンステールのフランベにしました。
かなり巨大なサイズですが、皮がパリっと薄くてそれほどボリュームはありません。

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合わせてハムとチーズの盛り合わせも注文。
このような組み合わせだったら、ワインを1杯となるところですが・・・

頼んだのは、アルザス地方の地ビール、クローネンブルグ。ブルワリーはストラスブールにあります。

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小麦色のビール、ブランと

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アンバー色のミレジム。ミレジムは、オットも日本で飲んだことがないそうです。
ほんのり甘味があって、美味しいビールだったとのこと。

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敢えてワインではなくビールを注文したのは、クローネんブルグの樽生だったからだと思われます。
特にミレジムのドラフトビールは東京でも扱う店はないんじゃないか、ということでした。(ブランはオットも飲んだことがあるとのこと)。

思ったよりもタルトフランベの塩味が強く、マンステールチーズの味わいを楽しむとまではいきませんでしたが、アルザスの地ビール(といってもフランス国内でシェアNo1のビールですが)も楽しんだランチタイムでした。
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5日目午後・コルマール旧市街再び 

ちょっと塩辛めなランチを終え、再度コルマール旧市街を散策。

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プティット・ヴニーズに来ました。お昼過ぎで、前日よりかなり日差しが強めです。

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橋のすぐ近くにある、このクリーム色の壁のお店は昨日夜ごはんを食べたところです。
夜暗くて気がつきませんでしたが、外装はかなり可愛らしい、というかメルヘンチックなお店でした。

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木組みの家が立ち並んでメルヘンの世界です。

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旧市街中心部に戻りました。といっても、プティット・ヴニーズから歩いて10分もかからない距離です。
かなりこじんまりとしているので、ランチタイム後の散策にうってつけです。

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コルマール旧市街の建物の中で有名な、「プフィスタの家(Maison Pfister)」 1537年築の古い建物です。
日本では、アニメ「ハウルの動く城」のモデルになった建物として有名だと旅行前に予習していったのですが・・・フウフ共に事前に「 ハウルの動く城」を見ることなくコルマールに来てしまいました(汗)。

プフィスタの家から歩いてすぐ近くにあるサン・マルタン教会。

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教会の尖塔にコウノトリが巣を作っているそうですが、尖塔部分を写真におさめるのを失念していたようです・・・。
コルマール旧市街はこじんまりとしているのですが、教会はかなりの大きさでした。

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教会内部にも入ってみました。アルザス地方の美しいゴシック建築のひとつだそうです。
天井が高く、ゴシック様式の荘厳な建物でしたが内部にはほとんど人がいなくてひっそりとしていました。

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賑やかな観光場所とは打って変わって、静かで落ち着いた雰囲気の中でしばし休息。

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5日目午後・ウンターリンデン美術館(イーゼンハイムの祭壇画) 

旧市街の建物など写真におさめた後、旧市街地の北端にあるウンターリンデン美術館(Musée d'Unterlinden)を訪れました。

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ドミニコ会派修道院を改造して作られた美術館です。

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中世13世紀頃の修道院の面影を残す中庭があります。
この美術館は、15世紀から18世紀の宗教絵画が多く展示されていますが、お目当てはこちら。

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ドイツ絵画史上で重要な作品と言われている、「イーゼンハイムの祭壇画」がここウンターリンデン美術館に展示されています。
16世紀、ドイツの画家マティアス・グリューネヴァルトが描いた祭壇画は、もともとはコルマールの南方20kmにあるイーゼンハイムという場所の聖アントニウス会修道院付属の施療院の礼拝堂(長い・・・)に置かれていたそうです。

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祭壇画は解体された状態で美術品として展示されていますが、もともとは聖アントニウスの木像を安置する祭壇の扉絵です。

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第一面。中央の磔になったイエスと、左側は聖セバスティアヌス(ペストから人々を守る成人)、右側は聖アントニウス(修道院の守護聖人)。下の部分はイエスの埋葬シーン。

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やせ衰え、苦痛にぐったりとしたイエスは全身傷だらけで痛々しい姿で描かれています。

ウンターリンデンでは、祭壇画は解体されていますが、もともとの状態が展示されていました。

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第一面十字架あたりの扉を開けた時に見える第二面。当時は、日曜日と祭日の時に開かれていたそうです。
左から「受胎告知」、「奏楽の天使」、「聖母子像」、「復活」。

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美術品として展示されていると、元々の祭壇画の時とはだいぶ雰囲気が異なりますが、それでも第一面の陰惨な扉絵から一転して救済のイメージが強くなっているのがわかります。生気なかったイエスが、力強く復活して光に包まれているところなど、第一面からがらっと変わっています。

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第二面の扉を開けると、第三面の絵と中央は木像です。左の扉絵は「聖アントニウスの聖パウロ訪問」、右は「聖アントニウスの誘惑」です。

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ウンターリンデンでは、扉絵は左と右が反対になって展示されています。

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祭壇は、一番奥の場所に展示されていました。観光客の大半は祭壇画に熱心に見入っていましたが、本来の主役であるこの祭壇の木像はほとんど素通り状態でした。

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第三面の「聖アントニウスの誘惑」では、ヒエロニムス・ボスを連想するような不気味な化け物が数多く描かれていますが、左手下に描かれている怪物は、当時流行していた「聖アントニウス病」を象徴するものとされているそうです。

聖アントニウス病は細菌感染したライ麦で作ったパンを食べると感染する病だったようです。中世のヨーロッパではペスト・ハンセン病と並ぶ三大疾病で、この病気にかかった患者は聖アントニウスを祀った教会に巡礼し、祈りを捧げるしか手段がなかったということ。イーゼンハイムの聖アントニウス修道会には、数多くの病人が救いを求めて訪れ、この祭壇画は聖アントニウス病の人たちのために描かれたものということでした。

明るい美術館の中では想像できませんが、生と死のはざま苦しむ重病人の救いのため描かれたという、この祭壇画がどれだけ人の心を癒したのか・・・と思うと今でも写真を見ながら胸にくるものがあります。

今回、ウンターリンデン美術館でこの祭壇画を見るために予習として中野京子さんの本を購入しました。本の中で、「もし自分が(り患して苦しむ)中世の巡礼者だったら」という一節があり、中世の巡礼者の視点で描かれた祭壇画の記述があります。事前にこの本を読み、実際に自分の目でその絵を見て、絵のもつ癒しの力を少しでも感じることが出来て良かったと思います。

”長い辛い旅路の果てに、あなたは今この絵を前にしている。
 十字架上のイエスのねじれ、よじれ、伸びきった身体、肉体と精神の苦痛に激しく歪む顔 ・・・(略)・・・
 何と怖ろしい! 何と凄惨な! 何と痛い! 痛すぎる!
 これでは仲間の死に際と同じではないか。いや、自分の今の姿そのものではないか!イエス様は自分と同じように、苦しんで苦しんで、みんなのために死んでくださったのだ。
 あなたは衝撃に震え、やがて声をあげて泣くだろう・・・”
(中野京子著 「怖い絵」で人間を読む )

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5日目夜・アルザス料理の夕食(Maison Rouge) 

ウンターリンデン美術館で閉館までねばって絵画を鑑賞し、ホテルに戻って一休み。
この日の夕食は、ホテルのフロントでオススメだと紹介された”Maison Rouge”というお店にすることにしていたのですが、ここで二人とも寝てしまい、気がついたら20時20分を過ぎていました。まだ入れるかな、と慌てて準備をしてホテルから徒歩5分もしないレストランに直行。

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ホテルでは「広いから特に予約は不要」と聞いていたのですが、店内かなり混み合っていました。
入れるかな、と待つことしばし。窓際のテーブルに無事案内されて一安心。

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前菜は、オットこだわりのフォアグラ。このお店では盛り付け美しく、美味しいフォアグラをいただきオット大満足。
アルザス地方はフォアグラの産地なので、どうしても本場のものを味わってみたかったのだとか。

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ツマは無難にエスカルゴ。

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オット、目ざとく黒板メニューを発見。ご当地ビールと、どうやらワインの新酒があるようです。

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両方頼みました。新酒(New Wine)は白濁していましたが、それほど炭酸(発酵中)はでていなかったようです。
アルコール度数も低く、甘味があってかなりジュースに近い状態ですがご当地でないと飲めない、とわざわざ注文していました。

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メインはオットは魚のシュークルート。盛り付けが美しく、昨日の料理とは大分様子が違います。

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ツマは肉料理にしました。牛肉をゆでたものを色とりどりの野菜でデコレーション。これまた盛り付けがきれいです。
どちらともボリュームが程よく、味付けも良くて二人とも大満足でした。

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お店の中の様子。団体さん(それも全員男性)が賑やかに食事をしていました。
壁の棚にはベッコフの器など飾ってあり、ローカル色たっぷりでアットホームな雰囲気で食事が出来る感じです。

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食事を終えて、お店の外から。なかなかいい雰囲気です。
ホテルでオススメされただけありました。よいレストランでアルザス料理を満喫できて二人とも大満足でした。

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6日目午前・コルマール(テットの家とドミニカ教会) 

6日目は午前11時半過ぎの列車でコルマールを離れ、ストラスブールに移動します。
午前中時間があったので、コルマールの最後の散策に出かけました。

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観光用ではなく、普通の居住地でしたが、とても可愛らしい佇まいについ一枚。同じように写真を撮っている人が何人もいました。

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テット通り(rue des Tetes)に面した「テット(頭)の家(Maison des Tetes)」。1609年に建てられたルネッサンス様式の建物です。

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「テットの家」と名がつくだけあって、至るところに頭の彫刻があります。よく見ると、かなりグロテスクな感じですが・・・。

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窓枠部分も顔だらけです。こちらも相当妖怪じみています。魔除けか何かなんでしょうか?

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吊り看板には、レストランの表示があります。この建物は、レストランを併設したホテルです。
コルマールで宿泊することを決めた時にホテルを探していたのですが、このホテルはかなり高級なクラスでした。

あまり時間も残っていませんので、引き続き歩いてドミニカ教会へ。後から確認したところ、どうやら教会の写真を撮るのを忘れていたようです。

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教会の中に入れるのは朝10時から。祭壇に聖母子像があります。

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わざわざこの教会の中に入ったのは、この絵画を見るためでした。マルタン・ショーンガウアー作の「薔薇の茂みの聖母」です。

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この作品は、1473年に描かれたそうです。中世の宗教画は、繊細でとても緻密です。
絵画の周りの装飾品も豪華で、宗教の力(というか財力というか)を実感します。その前の日に見た祭壇画とはまったくタイプが違いますが、どちらも当時の人々の信仰心の強さを感じました。

教会の見学を終え、ホテルに戻ってチェックアウトし、コルマール駅に向かいます。

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