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ゲント祭壇画(「神秘の子羊」) 

今回ゲントを訪れた理由のひとつは、ゲント祭壇画を見ることでした。
実は、ゲントは2度目の訪問。最初は新婚旅行で訪れました。(ブログではその翌年
からの記録になっているのですが、時間があったら記憶を辿ってまとめてみたいところ
です)
その時は、ブリュッセル、ブルージュ、パリに宿泊し(やはりこの時も自由旅行)
ブルージュからゲント・アントワープに足を伸ばす日程でした。ゲントでは、祭壇画を
見ることと、「デュル・グリート」という有名なビアハウスに行くのが主目的でした。

朝ブルージュを出発し、電車に乗ってゲントに到着。その足でデュル・グリートに行った
のですが、アルコールのみで食べ物がほとんどない状態でツマはブーン・クリークを
飲んだことはしっかり記憶しています。まだその頃は今よりもお酒が弱かったツマ、空腹
状態のところに比較的アルコール度数の高いブーン醸造所のクリークを飲み・・・悲劇は
ゲント祭壇画を見学していた時に起きました。

日本語のオーディオガイドを聞いている途中で気分が悪くなり、顔から血の気が引いて
きました。急にアルコール中毒状態になり、立っているのも無理という状態に(涙)。
教会を出てしばらくしてようやく落ち着いたのですが、それ以降、オットにさんざん
からかわれる羽目になりました。

曰く、「教会で聖なる子羊の絵を見ていたら、オクサマが急に苦しみだした」。
これでは、まるで「邪悪な妻が神聖な教会の中で悪魔払い」の図ではないですか。
文句を言うと、オットすまして「ただ事実を言っただけ」。何たること。

今回は、有難い祭壇画をしっかり鑑賞し、前回はアルコールが悪かっただけということを
証明しなくてはいけません。

ということで、二度目になります「聖バーフ大聖堂」。この内部でさらにチケットを購入
して、祭壇画の展示されている小部屋に入ります。ワレワレが中に入ってまもなく、受付
終了となりました。冬場は16時までなのですが、20分前には入場終了にしてしまうみたい
でした。

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さて、肝心の祭壇画ですが、今回はお昼(遅かったけど)をしっかり食べたこともあり、
しっかり絵の隅々まで鑑賞してきました。
祭壇画は、上下2層の構成になっており、上層は中央がキリスト?をはさんで聖母マリア
と聖ヨハネ、3人を挟んで演奏と歌を歌う天使達、そしてアダムとイヴ、といった順に
並んでいます。人物の描写の繊細さとまた精密な点は驚嘆するばかり。
下層部は、中央に「神秘の子羊」、子羊を囲む天使達、さらにそれを囲む殉教者達、聖職者、
巡礼者、騎士・・といった数多くの人物がこれまた精密に描写されています。

祭壇画は11のパーツに別れており、それぞれの詳細な説明をオーディオガイドで聞くことが
できるのですが、全部聞くだけでも20分近くかかりました。
見ごたえも聞き応えもばっちりのこの祭壇画、初期フランドル絵画の最高傑作といわれる
だけありました。今回はしっかりツマも絵の素晴らしさを堪能することが出来、ようやく
新婚旅行以来の汚名挽回となりました。

テーマ: ヨーロッパ旅行記

ジャンル: 旅行

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中世が色濃く残る街、ゲント 

ゲントは、12世紀以降毛織物を基盤として発展をとげた町で、ゲントの旧市街には
中世の面影をそのまま残す建造物が多く見られます。
石造りの大きな建物が多いためか、町全体がシックで落ち着いた感じです。

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ゲントに行った時点では最高気温が氷点下という状態でしたので、町全体冷え切って
いるという印象は否めません・・・。

町を流れる運河も凍りついていました。石畳にも雪が溶けきれずに残っています。
足元が相当冷えるので、靴の中に入れるカイロは重宝しました。

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中世のギルドハウスがずらっと立ち並んでいます。
夏場は、この風景を楽しみながらの運河クルーズも運行されるそうですが、あいにく
の冬場でこのようにボートも休業(冬休み)状態。

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なぜか、川の中央に藤の椅子が・・・何かの芸術的な展示物だったのかは不明です。
川の表面だけでなく、かなり凍りついているのがわかります。

都内に住んでいると、川(ワガヤの場合だとご近所は隅田川)が凍り付くなんて様子は
見ることがありません。冬は寒いと思っていたのですが、東京は暖かい方なんですね。

両手にホカロンを握り締めてゲントの街中を散策。
ホカロンが不要な季節に是非また訪れたい、落ち着いた町です。

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ゲントの昼食(ボリュームたっぷり) 

ゴールデンウィークがあけて、ツマ連日多忙を極めておりましたがようやく一段落。
中断していた旅行記再開です。

ゲント美術館で見学した後は、旧市街の中心部に行く予定でした。美術館近所でバスが
ないかと探したのですが、まったくわからず。結局、また歩いて駅まで戻り、駅から
トラムにのって旧市街に向かいました。

おそらくは、美術館からゲント中心部に向かうバス等のルートはあるのだろうと思います
が、とにかくネットでも情報量が少なく結局わからずじまいでした。
駅から中心部には、1番のトラムに乗ります。駅周辺で工事中の場所が多く、トラムの
場所を探してうろうろ・・・結局中心部に着いたのはお昼も2時を過ぎたところでした。


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とにかくお昼にしましょう、とオットお目当てのビール店のお隣のベルギー料理のレストラン
に入りました。シェ・レオンテインというところです。
かなり遅めのお昼になりそうでしたが、まだ外にランチタイムのメニューを書いた黒板が
出ていたので営業中だろうと中に入りました。

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お店の中はこんな感じです。
2時過ぎだったせいか、はたまた真冬の平日だったためか、店内はワレワレ以外誰も
いない状態でした。ここでまずはオット、ビールを注文。

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お昼はベルギー料理の定番、牛肉のビール煮込みとワーテルゾーイ(鶏肉のクリーム
シチュー、ゲントの名物だそうです)を注文しました。が、20分近く待ってもなかなか
出てこない・・・中途半端な時間に来たせいでしょうか?どうもお店にはカウンターに男性
1名がいるだけで、調理しているような気配が感じられず。
その後の予定があったので、ちょっとはらはら(ツマがだんだん無口になり、オットが
はらはら)したのですがようやく登場。

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日本感覚なら、優に3人前位ありそうな巨大なスープ鉢(皿ではありません)に入って
ワーテルゾーイが登場。

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続いて、牛肉のビール煮込みも登場。
どちらも、半端じゃないボリュームでした。

出来立てほやほや、で体の中からぽかぽか暖まりましたが、どにかく量が多い。
でも、思ったよりもワーテルゾーイはあっさりしていて、野菜もたっぷりで美味しく
いただきました。そして、フリット(ポテトフライ)もさっくりとしていました。
完食には至りませんでしたが、二人とも満腹状態になりました。

どちらの料理も、夏場よりも寒い時期に食べる方が美味しさが倍増しそうです。
一皿のボリュームがすごいので、半分ずつシェアするとちょうどよいかも。

昼食を食べてエネルギーチャージしてから、次の観光名所に向かいます。


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ゲント美術館(ボッシュの作品2点) 

今回、ゲント美術館に行くことにしたのは、ボッシュの作品が飾られているから。
代表作といわれる「快楽の園」の印象が強烈で、ボッシュの絵があると必ずチェックを
しています。
ゲント美術館は、ボッシュの絵が2点置いてあるだけあって、「ボッシュの部屋」と
名づけられていました。中央に見えるのが、晩年の作品といわれる「十字架を担うキリスト」
です。

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中央に十字架を担ぐキリストが描かれ、その周辺は様々な人で埋め尽くされています。
背景もなく、ただ人の顔だけが描かれているという構図です。
中央のキリストは、表情を変えずに静かに目を閉じています。静謐という表現がぴったり
だと思いました。対照的に、周囲の人たちは醜悪といってもよいような、人間の嫌らしさ
がまざまざと表情に表れています。

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この絵には、グロテスクな動物は出てきませんが、人間の顔の表現だけでグロテクスな
様子は伝わってきます。

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もう一枚は、「祈る聖ヒエロニムス」。中央で、一心不乱に祈りを捧げる聖人。
美しい風景が背景とて広がっていますが、不思議な植物がいたりと幻想的なボッシュ
の世界が描かれています。

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描かれているライオンはどうみても猫にしか見えない・・・。

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ここにも、ピーテル・ブリューゲルの作品がありました。
こちらはお父さんではなく、息子の作品です。ウィーン美術史美術館で見た農村の結婚式
の風景がここにも描かれています。

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壺に注いでいるのはきっとビールに違いない、と相変わらずのビールネタで盛り上がる
深川フウフでした。(前の日に飲んだランビックのビールの壺と似ていますし)

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中世の面影を残す町、ゲントへ 

ブリュッセルに到着した日は夜までビール探求・・・
翌日は、朝から良い天気ではありましたがやはり気温は低い。
ブリュッセルに着いた日より数日前には雪が降った模様ですが、寒さで雪は溶けること
なく凍りついた状態で残っていました。

東京でも、雪が降った時は日陰では溶けずに何日も残っている様子は目にしたのですが、
ブリュッセルはもっと気温が低いことを実感。

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足早にブリュッセル中央駅に向かいます。

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ブリュッセル中央駅。駅で本日のショートトリップの目的地、ゲント行きの切符を購入。
ブリュッセル~ゲント往復、2等車で料金は€17でした。往復だと割引になるみたいです。

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出発ホームへ。
ブリュッセルからゲントまでは、ICで35分。
行き先表示版の「GAND」はゲントのフランス語読み。この列車は、ゲント、ブリュージュ
に向かうためか、オフシーズンでしたが車内は結構混雑していました。

ゲントではセント・ペーターズ駅が中央駅となります。町の中心から外れており、トラム
に乗って移動が必要。歩くと30分以上はかかりそうな距離です。

この日は、ゲントに到着して町の中心に行く前に美術館に行く予定を立てていました。
美術館へ行くには、どうもトラムは走っておらず歩くしかなさそう・・・ということで、
「地球の歩き方」を見ながら目的地まで20分位は歩きました。

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最初の観光ポイント、ゲント美術館です。
ボッシュの「十字架を担うキリスト」と「聖ヒエロニムス」がお目当てでこの美術館を
訪れました。

ゲント美術館では、フラッシュ禁止でしたが館内撮影はOKでした。
ということで、美術館内部に進みます。

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